2015年の国税調査「単身世帯、1/3超す」

2015年の国勢調査の確定値が公表され、10月27日付の日本経済新聞の記事になりました。

1920年の国勢調査開始以来、初めて人口減少に転じた結果となり、総人口は1億2709万4745人(2015年10月1日)で、2010年からマイナス約96万人ですが、外国人の在住者(175万人)が増加しているため、日本人に限ってみると約107万人の自然減だそうです。


一方で世帯数は、5344万世帯と、過去最大を更新しています。単独世帯は全世代で34.6%を占め、男性では25〜29歳、女性では80〜84歳が最も多く、男女65歳以上の6人に1人がひとり暮らしである状況が明らかになりました。

ただし、国勢調査に現れている「単独世帯」は、必ずしも一般的に想像するイメージと実態は異なっているとも考えられます。
皆が「やむなく」ひとり暮らしをしているのでしょうか? ひとりを選んでいる人がいるからではないでしょうか?
たとえば、仕送りをしている家族が案外近くにいたり、若い単身者がシェアハウスに寄り集まって住んでいたり、週末だけ帰る場所があったり、中身にはいろいろな可能性があるでしょう。

単身世帯がこんなに増えている理由は、自らが世帯主と胸を張って名乗る「個」の確立した日本人が増えており、ゆるやかな人と人とのつながりを大切にしながら、結構不自由なく暮らせているからに違いない…私はそんな希望も持っているのです。