トモ住み用語の基礎知識①「住み開き」

「住み開き」という言葉を、聞いたことはありますか?

「住開(すみびらき)」とは、自宅を代表としたプライベートな生活空間、もしくは個人事務所などを、本来の用途以外のクリエイティブな手法で、セミパブリックなスペースとして開放している活動、もしくはその拠点のこと

「住み開き」提唱者は、芸術関連の企画などに携わる“日常編集家”のアサダワタルさん。
2009年に書籍も著し、概念として広まりました。
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http://kotoami.org/menu/sumibiraki.html
自宅の一部を使ってサロンや教室、ギャラリー、施設図書館、カフェなどを運営する人は
最近ではごく普通になってきましたね。

そんな個人の愉しみから一歩進んで、地域の交流や多世代間の交流を促す、高齢者の孤立を防ぐなど
これからの暮らしを守る知恵として、住み開きに取り組もうとする人が広がっているように思います。

たとえば、世田谷区では「財団法人世田谷トラストまちづくり」が活動し、
自宅の一部を開放することを「地域共生のいえ」と呼び、
開設や運営についてサポートをするなど、自治体レベルの支援も広がっています。
なにより、人が愛着をもって暮らしてきた“住まい”には、
公民館や福祉センター等公共施設の一室では得られない、“場のチカラ”が生じます。

自宅に他人が入るのはイヤという人も当然多いですが、
せめてご近所の誰かがはじめている「住み開きの家」に行ってみて、
わが街でトモに住む他者のぬくもりを感じてみてはいかがでしょう?

シェア奥沢